
「レースを編む女」 フェルメール
24×21cm 1669・1670年頃
小さな作品だが、たいへん有名な絵。
左手のクッション?のところに有名なフェルメール・ブルーを使ってると思います。
フェルメール・ブルーとは、当時たいへん貴重なラピズラズリを使い濃いブルーを表現しています。

「縁なし帽を被り、金の鎖を付けた自画像」 レンブラント
70×53cm 1633年
こちらもまた有名な絵。
拡大するとわかるかと思いますが、右手にサインと年号があります。
個人的には、「トム・ハンクス」かな?

「大工ヨセフ」 ラ・トゥール
137×102cm 1642年頃
やはり有名どころで、みんなが感嘆の声をあげるのはわかりますが、こちらの絵の前に来た時、みんな声にならないような声をあげていました。
蝋燭に照らし出された二人。
そして二人を包む闇。
ヨセフの前にいる男の子は、キリスト。
蝋燭にかざした手が、血管も見えそうなほど明るい。
ヨセフは、梁に穴を開ける作業をしている。
この梁は、先々十字架となることを予見しているからか、作業をするヨセフを見つめる男の子の目を、ヨセフは見返すことが出来ないでいる。
今回の展示会で一番のお気に入りになりました。